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毎年、8月4日(はしの日)に、
東京・赤坂の日枝神社で開催されている箸感謝祭。
箸に感謝し、延命長寿、無病息災、繁栄、安泰を祈る珍しいお祭りで、今年(平成21年)で34回を数えます。
当協会も、昨年から参加させていただいています。

DSCF6759.JPG持参した箸を手に、たくさんの方がお焚き上げに並びます。

DSCF6728.JPGジリジリとした暑さも一瞬忘れる、厳粛な儀式。
DSCF6766.JPGこの日、焼納された箸は500膳以上。

今年はいつもに増してたくさんの人が参加されました

日枝神社社殿での祭典。ちなみに、この日枝神社こそ、箸まつり発祥の神社なのです。第34回目となる今回の参加者は、ざっと見て200人ほど。



参加者の皆さんがまず向かったのは、立派な社殿。
窓をビリビリと震わす太鼓の音とともに、
箸感謝祭は始まりました。

神事に関しては無知&かなり無信心な私でも、
思わずピンと背が伸びるような、身の引き締まるような気持ち。
雅楽の音色(もちろん生演奏です)や、美しい巫女さん の舞いにも、
思わず引き込まれました。

最後は、壇上に上がった代表参加者のみなさんが、
一人ひとり玉串を捧げてフィニッシュ。

お次は場所を中庭に変えて、箸のお焚き上げです。
参加者の皆さんも、それぞれ持参した箸を持って並びます
ちなみにこの日、お焚き上げされたお箸は、
確認できただけで544膳もあったのだとか。

儀式が終わると、最後は直会(なおらい)。
参加者みんなでお神酒をいただき、神様への供物(神饌)をいただいて、
――つまり神様と同じものを食べることで、神様のパワーを分けていただく、
といったような意味があるそうです。

直会の会場では、
当協会代表の小倉朋子もご挨拶させていただきました。
小柄な小倉代表、マイクが大きく見えますが、
箸の話は堂々!箸への愛に溢れてます。

というわけで、
「箸感謝祭」レポート、いかがでしたか?
来年はみなさんもぜひご参加を!